子どもが産まれてから、子育てに悩む度にたくさんの育児書を読んできました。
息子が不登校になり、出会ったのが佐々木正美さんの著書です。
不登校の息子が少しづつ学校に行けるようになってきたのも、佐々木正美さんの著書に出会えたおかげだと思っています。
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今日は、私の子育てバイブル本の佐々木正美さんの著書をご紹介します。
私の子育てのバイブル本は、佐々木正美さんの著書
佐々木正美さんとは?
佐々木正美さんの著書を読むと、佐々木正美さんが実際に出会ってきた子どもたちのたくさんの事例が書かれています。
保育園や幼稚園で定期的に勉強会をされたり、たくさんのお子さんやその家族と出会い、現場での活動をとても大事にされていたことがよくわかります。
たくさんの育児本を読んできましたが、たくさんの子供たちに出会ってきたからこそ、佐々木正美さんの言葉には説得力があります。
褒めて伸ばそうといった小手先のテクニックを紹介するような本ではなく、子育てにおいて本当に大事にしなければならない本質が書かれています。
これまでに20冊近くの佐々木正美さんの著書を読みましたが、その中でもおすすめの3冊をご紹介します。
ぜひ読んでほしい佐々木正美さんの著書3選!
1.子どもが生まれる前に読んでほしい「子どもの心の育てかた」
この本では、人格形成の土台となる乳幼児期の早期、1〜3歳は極めて重要な時期であり、何を大切にすればいいかが書かれています。
この時期のママは、睡眠不足な上に、仕事、家事、育児に追われて、本当に大変な時期ですが、この本を読んでいただけたら、この時期の子どもとの関わりがいかに大切かを理解することができると思います。
私は、乳幼児期の早期は、毎日イライラしてばかりで、子どもたちを全然大切にでなくて、後悔しています。
子どもが生まれる前に、または、子どもが小さいうちにぜひ読まれてほしいと思います。
2.子育てに悩んだら読んでほしい「この子はこの子のままでいいと思える本」
子育てに悩みは尽きません。
この本は、雑誌「Como」に寄せられた子育てのお悩みに対し、佐々木正美さんが回答する形式になっています。
子育てに悩んだ時に開けば、佐々木正美さんが解決策を提示してくれる1冊です。
3.子どもが思春期を迎えるまでに読んでほしい「抱きしめよう、わが子のぜんぶ」
子どもが思春期を迎えるにあたって、親が大切にしたいことが書かれています。
援助交際をしてしまう女の子、不登校の高校生、自宅に放火してしまった子供など、佐々木正美さんが出会ってきた問題を抱えた子供たちの事例もたくさん書かれています。
どういった経緯で子どもたちは問題を抱えてしまったのか。
何を大切にすれば、生き生きと子どもが育つのか。
難しいと言われる思春期を迎えるまでに読んでいれば、心強く、子育てできる1冊です。
佐々木正美さんの著書を読んで私が子育てに取り入れたこと
佐々木正美さんの著書に出会い、我が家の子育て方針は、自然と変わっていきました。
今では、不登校の息子は、すっかり明るくなり、新しいことにチャレンジする元気が出てきて、何よりお友達と遊ぶのが楽しくてたまらない!という小学生らしさを見せてくれるようになりました。
1.大人の希望を押し付けるのではなく、子どもの要望を満たしてあげよう
佐々木正美さんは、子どもを悪くする原因は、放置・放任と過剰干渉である言っています。
放置・放任とは、子どもを放っておくことで、悪いことをしようが子どものことに無関心で、親が自分のことしか考えていないような状況です。
過剰干渉とは、子どもができることを親が先回りしてやってしまったり、着せ替え人形のように子どもに洋服を買い与え、おしゃれをさせ親が満足しているような状態で、子どもの希望に応えるためでなく、親が自分の感情を満足させるためにやっているような状況です。
親の希望を子どもに押し付けるのではなく、親が子どもの要望を満たすことが何より大切なんだそうです。
(1)子どもの話をたくさん聞く
小さな頃は、抱っこして、おやつ食べたい、一緒に遊んでーといった要望が多いかと思かったのも、大きくなってくると、お友達と遊んだり、ゲームをしたりする方が楽しくなってきています。
それでも、子どもたちは、学校や保育園であったことをママパパに聞いてほしいと思っているはずです。
我が家では、夕飯の時は、テレビを消して、子どもたちの話に耳を傾ける時間にしています。
子どもたちが保育園や学校でどういった1日を過ごし、どんなことがあったのかを聞いたり、
お休みの日に何がしたいのか、夏休みの旅行はどこに行きたのかと言ったことも子どもたちの意見を取り入れるようにしています。
(2)物で満たそうとするのではなく、手をかける
たくさんお金をかけて好きな習い事をさせたり、たくさんの物を買い与えたとしても、子どもは満たされないそうです。
確かに我が家でも物を買い与えても、喜ぶのはその場限りで、そういったおもちゃはすぐに遊ばなくなります。
今では、できる範囲で子どもが好きな献立を作ったり、寝る前には絵本を読んだり、子どもが頑張っていることを応援するようにしています。
2.子どもの自尊心を傷つけるような怒り方をしない
子どもが小さい頃は、本当に余裕がない毎日で、イライラしてしまい、まだよくわかってもいない子どもたちに、怒鳴り散らしていました。
「ママの言うことを聞けない子はこのお家にいりません。」と言ってしまったことも何度もあります。
佐々木正美さんの本を読んで、それがどんなに子どもを傷つけ、子どもを不安にさせていたかを知りました。
今は、子どもが悪いことをしてしまった場合、悪かった行為だけを穏やかに注意するように気をつけています。
3.お友達と遊ぶ機会を作り、親も周りとの人間関係を大切にする
学童期は、子供同士で遊びの中で学ぶ事の方が大人から学ぶよりもずっと重要であるそうです。
子ども同士で遊ぶことが社会性を育てると知って以来、近所のお友達や従兄弟と積極的に遊ぶ機会をつくるようになりました。
また、子どもたちは親の姿を見て、人間関係を学んでいるそうなので、私自身も周りとの関係を大切にしています。
まとめ
今日は、私の子育てのバイブル本である佐々木正美さんの著書をご紹介しました。
佐々木正美さんの著書に以下の一文があります。
「抱きしめようわが子のぜんぶ」より抜粋
親が、子どもを溢れんばかりの愛情で包み込んであげるには、まずそれを支えるお母さん自身の心が愛で包まれ、満たされていることが大切です。自分が愛情不足で不安やストレスを感じているのに、誰かに惜しみない愛情を注ぐのは困難です。
子どもたちを大切にしたいなら、まずはママ自身を大切にする必要があります。
家事の時短の工夫などしながら、ぜひ、ママの自分時間を作って、好きなことを少しでもいいからしてみてくださいね。
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