子育て 教育・習い事

子育てにおいて早期教育より大切なこと

インスタを見れば、おすすめの知育おもちゃ、アプリ、習い事などの情報があふれ、我が子にも何かをしなくてはいけないと焦ったりしませんか?

私は、佐々木正美さんの本に出会って、早期教育よりもっと大切なことがあると気付かされました。

今日は、私が尊敬してやまない佐々木正美さんの考える早期教育より大切なことを紹介します。

佐々木正美さんとは?

1935年生まれの児童精神科医で、臨床医としての活動に加え、地域の親子との学び合いにも力を注いだ方です。また、長年にわたり自閉症の人とその家族を支援する療育法の実践と普及に努められ、2017年6月に永眠されました。育児、障害児療育に関する著書を多数残されています。

早期教育より大切なこと

佐々木正美さんは、多くの親は自分の子どもに対する期待を愛情もしくは子どもの将来を思いやってのことだと思っていますが、多くの場合、親はありのままの子どもの成長に期待するのではなく、子どもが親の思った通りになってほしいと期待していると言います。

親の過剰な期待は、愛情として伝わるのではなく、子どもには自分が拒否されたと伝わるとおしゃっています。

なぜなら、そういった過剰な期待は、今のままのあなたには満足していないということを、別の表現で伝えていることになるそうです。

エリー
確かに、旦那さんにもっとこうやって料理したら美味しくなるよ!こんな風になんでできないの?などと言われたら、今の自分を否定されているようで、めちゃくちゃ嫌な気持ちです笑

ただ、成果を求めず、子どもにいろいろなものを与えるだけの早期教育や幼児教育であれば、子どもにとっても少しも悪い物ではないとおっしゃっています。

エリー
早期教育をすること自体が問題ではなく、親が成果を過剰に期待してしまうことが問題となってしまうようですね。

子どもの要求を満たし、できるようになる日を待つことの大切さ

早期教育はやらないよりやったほうがいいという程度に考えた方がよくて、それよりもっと大切なことがあるとおっしゃっています

早期教育より大切なこと

幼児期の子どもにとって大切なことは、そういうことではないと思います。

子供の発達にとって必要なことは、まず乳児期には、自分の望んだことが十分に満たしてもらえること。

つぎには、親やまわりの人に「こうするんですよ」と言われたことを、習い始めるとき(親の側から見るとしつけの時期ですが)、いつからできるようになるかは、自分まかせにしてもらっていること。

さらに幼児後期の最後の仕上げは、自分のやりたいことをおもいきりできることだと思うのです。

これらは、子どもの依存欲求を充足することでもありますし、こういったことを満たされて育ってきた子どもが、一番順調に成長していることになると思うのです。

そして、成長のそれぞれの時期に、精神保健が良い状態で育っている子どもというのは、生き生きとして輝いていますよ。

(「続 子どもへのまなざし」より一部抜粋)

佐々木正美さんの言葉は、たくさんの問題を抱えるご家庭の子どもや親に会ってきた方だからこそ、説得力があります。

ネットやインスタを見れば、知育に関する情報があふれ、早期教育はやらなくてはいけないと思っている方も多いのではないでしょうか?

私は、佐々木正美さんの本を読んで、早期教育よりも日頃の子どもの抱っこしてほしい、ママやパパと遊びたい、話を聞いてほしい、一緒に絵本を読みたいといった要求を満たしてあげることの方がずっと大事だということに気がつかされました

子どもの小さな要求を何度も何度も繰り返し満たすことで、心の安定したいわゆる自己肯定感の高い子どもが育つようです。

子どもたちの日頃の小さな要求を満たしていれば、仕事、家事、育児に追われて、早期教育までできないという状況だったとしても、全く不安に思う必要がないとわかって、できてない自分を責めなくていいんだと、とても安心しました。

子どもと一緒に遊ぶ

我が家では、ドリルといったお勉強を強制してさせることはありませんが(子どもが自主的にしていることはあります)、休日などの時間がある日は、子どもたちが好きな遊びを一緒にする時間を意識してつくるようにしています。

ゲームも好きですが、子どもたちはパパママと遊ぶことも大好きです。

平日はあまり時間が取れないので、休日は、なるべく子どものしたいことに付き合うようにしています。

家の中でできるおすすめ遊び

  • 地図でクイズ(お風呂でやっています)
  • カルタ(地図やことわざ)
  • トランプ
  • 折り紙
  • パズル
  • ボードゲーム(カタン、オセロなど)
  • 絵本を読む
  • 簡単なおやつ作り

 

早期教育における問題点「親の過剰期待」

佐々木正美さんは、早期教育における問題点として、親が子どもたちに成果を過剰に期待してしまうことについて言及されています。

過剰期待のもたらすもの

現代は、親の過剰期待にさらされている子どもが非常に多いですね。私たち臨床医が出会う、情緒障害といわれる子どもたちは、生まれつきの情緒障害でない場合がほとんどです。

情緒障害といわれる子どもたちの多くは、親の過剰期待によるものだといってもいいかもしれません。

たとえば、自分の毛を引き抜いてしまうという子どもたちに、小さい子どもばかりでなく中学生や高校生にも私は臨床の場で何人も出会ってきました。頭髪のほとんどすべて、つるつるになるまで引き抜いてしまった少女もいました。

彼ら、彼女らは、たいてい親の過剰な期待に苦しんでいました。ですから、過剰期待がなぜいけないのか、子どもにとって最悪なのかということを、みなさんにも考えていただきたいと思うのです。

(「続 子どもへのまなざし」より一部抜粋)

本来であれば、子どもたちの将来を思いやって早期教育をしていたはずなのに、親の過剰な期待によって、子どもたちを苦しめてしまうという、とても辛い状況になってしまうこともあるようです。

早期教育をする場合でも、成果を求めず、子どもたちが楽しいと思える範囲で行うことが大事です。

子どもたちというのは、将来の幸せというのは、あまり考えられないそうです。

今、幸せということが大事なんだそうです。

早期教育も子どもが楽しめる範囲で、親も楽しく取り組んでいきたいなと思っています。

まとめ

今日は、佐々木正美さんの考える早期教育より大切なことをご紹介しました。

参考にしたのは、こちらの「続 子どもへのまなざし」です。

こちらの本は読者の質問に回答してくれていますので、子育てに迷い、悩んだ時に読み返したい本です。

佐々木正美さんの本は、児童精神科医としてたくさんの子どもたちに接してきたからこそわかる子育てにおいて本当に大切なことが書かれています。

たくさんの本を書かれていますが、どの本を読まれても本質は同じ言葉が書かれています。

どの本を読んでも本当に参考になります。

おすすめなので、ぜひ、読まれてみてください。

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