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産後クライシスの乗り越え方

みなさんのご家庭は産後クライシスと呼ばれる状況になりましたか?

我が家は子どもが2人いますが、次男誕生後に産後クライシスに陥りました。

我が家はネット記事などで見るより、かなりひどい状況に陥りましたが、今では信じられないくらい仲良しです。

そんな我が家の産後クライシスを乗り越えた方法をご紹介します。

産後クライシスとは?

出産後から2 - 3年ほどの間に、夫婦仲が悪化するという現象を指し、2012年にNHKが提唱した用語(出典:Wikipedia

我が家の産後クライシスの状況

我が家は、約10年近く付き合って、結婚しました。

付き合っている頃は、ほぼ同棲に近い状態で毎日のように一緒に過ごしていましたが、喧嘩することもほとんどありませんでした。

産後クライシスのきっかけ

長男が生まれた時はなんとか持ち堪えていましたが、それが次男の誕生をきっかけに、修復できないほどの夫婦不仲になりました。

長男はもともと手がかかるタイプで、保育園に行くのも2年通っても毎日泣いているような子でした。

次男が産まれて長男は赤ちゃん返りがひどく、長男と次男のお世話が大変な中、旦那さんは会社で昇進したこともあり、仕事も忙しい上に付き合いなども多く、ほとんど毎日のように深夜に帰ってくるような状況でした。

そんな状況で、私は、次第に、自分ばかりが大変で我慢している、私はトイレすら自由に行けないのにと不満が募っていきました。

旦那さんは、独身時代と変わらず好きに生活しているように見えて、旦那さんを見てはイライラするばかり。感謝なんて全くできないし、その当時は、本当に旦那さんが敵に見えていて、何をされても不満しかなく、どんどん夫婦仲は悪くなっていきました。

我が家の産後クライシスの状況

そんな状態なので、常にイライラしていましたし、もう離婚して、実家に帰ったほうが楽になるのかなと思うこともしばしばでした。

イライラした態度で、旦那さんに文句ばかり言っているような状況が続き、旦那さんは次第に自宅に帰ってくる時間が遅くなり、土日も一緒に過ごさない日が増えていきました。

旦那さんは自宅に帰ってくるのも最低限になり、LINEも無視され、話すのも最低限になり、出張などに行ってもいつ帰ってくるかもわからない状況が続き、ついには不倫までしていたことが発覚しました。

一人で二人の子どもたちのお世話をし続けていたのに、不倫までされて、裏切られたと絶望を感じて、何度も死にたいと思いました。

旦那さんは子どもたちには変わらず優しくしてくれていたけど、一緒の空間にいても私は無視されている状況が2年近く続き、別居もしましたし、旦那さんから離婚したいと迫られ、私は離婚したくなかったけれども最終的には離婚することで合意するところまでいきました。

我が家の産後クライシスの乗り越え方

産後クライシスに陥り、離婚した方がいいのかなくらいに思っていたはずなのに、私は、やっぱり、旦那さんともう一度やり直したいと思い直しました。

そこからは、やり直すための努力を惜しみませんでした。

努力し始めて、本当に仲良くなるまで3年くらいはかかったと思いますが、今では、新婚当時より仲良く、信頼できる関係に変わりました。

私が、産後クライシスを乗り越えるためにやったことをご紹介します。

変わるのは旦那さんではなく、私

結婚して以来、お金をもっと貯められるように、イクメンになるようにと、旦那さんをずっと変えようとしてきてしまっていたんです。

結婚しているんだから◯すべき、子供が生まれたんだから◯◯すべき、私の考えはずっと正しいと思ってきました。

でも、それは間違いだったんだと気づきました。

自分が大好きになった人なんだから、人を変えようとせず、ありのままの旦那さんを受け入れていればよかったのです。

それに気づいて、変わるのは私だったんだと思いました。

自分のご機嫌は自分でとる

結婚して以来、旦那さんに私のご機嫌をとってよとずっと思っていました。

でも、夫婦不仲になりそれどころではありません。

その当時の旦那さんは、本当にひどい態度で、私はその態度に振り回され、苦しい思いをしてきました。

でも、誰かに機嫌をとってもらうということは、自分の人生を他人に乗っ取られているようなものだとようやく気づいたんです。

そこから、子育て中でもできる自分の好きなことを始めたり、家事を少しでも楽する仕組みを整えたり、自分で自分のご機嫌を取るようになりました。

今では、旦那さんのすることで、機嫌を悪くすることはありません。

あるを見る

自分で好きなことをどんどんするようにしたら(子育て中なので限られてはいますが)、辛い状況の中でもいいところが目に付くようになりました。

例えば、夫婦仲は最悪だけど、それでも子供たちには優しく、養い続けてくれるなど、相手の良いところがどんどん見えてくるんです。

悪いところではなく、その状況の中で、あるものを見る力を意識して身につけました。

いいところ、感謝の言葉を伝え続ける

今ある中で、良いところが見れるようになったら、旦那さんや周りに対して、どんどん感謝の気持ちが湧くようになりました。

感謝の気持ちは思っていても伝わりません。

無視されてもメールや手紙、言葉で伝えるようにしました。(その習慣は今でも続けています)

離婚することに決まっても感謝の言葉は伝え続けていたところ、結局は、旦那さんは離婚しないことを選択してくれました。

相手のことを受け入れ、認めた上でも、感謝していることを伝え続けたところ、結果的に、我が家は、産後クライシスを乗り越えることができました。

産後クライシスを乗り越えて思うこと

不倫されて辛い記憶もありますが、それでも私はやり直したかったので、自分が変わり、夫婦仲が良くなるよう努力をしました。

振り返って思えば、旦那さんは旦那さんなりに頑張ってくれていたんです。

家族のために一生懸命働き、お休みの日は子供達を公園に連れて行くなど、努力してくれていたんです。

それを見なかった、気づかなかったのは、私なんですね。

私が旦那さんをひどい態度をとるような人に変えてしまったんだと、今では、よくわかります。

当時は、辛くて、食事も食べられなくなり、よく眠れなくなり、本当に辛い毎日でした。

今では、当時のことが信じられないくらいあま〜い旦那さんになりましたし、大事なことは、私が自分の人生を生きることだとわかりました。

子どものお世話だけで大変なのに、旦那さんとうまくいかなくて、とても辛い状況の方もいるかと思います。

少しでも私の経験が参考になれば嬉しいです。

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